ボディスメジャー!!仮縫い不要の簡単洋裁
仮縫い不要の新式洋裁
ボディスメジャーは洋裁の原型を作るものです。
一人一人が着用して、そのボディーの原型を作ります。
- ボディスメージャーでその人の体型をとります(約5秒でとれます)、それを紙の上に広げて体型を映した紙を原型にします。
この原型は仮縫いが不要です。 - その原型を別の紙に映し、作りたい服のデザインを製図します。
- 仮縫いをせずに本縫いができます。
- その人の体型に合った着心地のよい服が出来ます。
従来の原型にみられない特徴
- 後襟ぐりの明き寸法を一人一人同じにしても、前襟ぐりの明き寸法は一人一人が異なります。その違いは、後襟を基本にすると後ろより数ミリ広い・後ろと同じ・後ろより数ミリから1センチあまりも狭い状況が見られます。
- 次に、原型を作る過程で発見できました。
並行間隔と呼ぶものがあります、後身頃の中心に平行線を入れておきます、この幅は一人一人違いますが全く平行線が出ない人から2ミリ~2センチあまりも出る人がいます、多く出る人は体格がよく鳩胸の方に現れてきます。 - 3番目の特徴として、前後の見頃を重ねネック丈を比較すれば、前後同じ人・前後が長かったりします。以上の違いは「反身・猫背・鳩胸・普通」の体型に関係します。
猫背も仮縫い不要!!
ボディスメジャーから作る原型は、一人一人違う三要素の含んだ、仮縫い不要の原型が出来ます。普通体形は、これで良いのですが、猫背の体形は、出来た原型を、もう一度見直す事が重要です。猫背の体形を普通体形の方法で原型にして見ると、後ろ襟明きに比べて、前、襟明きが、5~6ミリから2~3センチも広くなります。これは、猫背の曲がり方に比例して、その差が出ます。
前後の襟明きが、同寸か2~3ミリの違いで有れば、良いのですが、それ以上であれば、もう一度、同じ方法を取り入れます。出来た前身と後ろ身の原型を肩線で、付き合わせにして、テープを張り、前後の身頃を二つに重ねながら、裾と前後の中心が直角になる様にして、ピッタリ重ねた処で肩線を決めます。前後の襟ぐりは、変化していますので、訂正をして置きます。
これで、普通体形の原型と何処が違うかと言えば、原型の脇丈が違います。普通体形の前脇丈に乳癖の分量が出ます。猫背体形は、後ろ脇丈が長くなりデザインに工夫を要する事になります。
ボディスメジャー原型完成イメージ